花粉症やアトピー、アレルギーの原因と解消法について

前回は、保湿剤はアトピー性皮膚炎を悪化させる!?『接触性皮膚炎について』をお話させていただきました。

日本には、アトピーや花粉症、ぜんそくをはじめとするアレルギーに悩まされている人が少なくありません。

中には『三十年来の花粉症に悩まされている』という人や『大人になってからもアトピーが治らない』と半ば諦めかけている人もるでしょう。

実は、最近これらのアレルギーには共通点があることが報告されていて、意外な原因が指摘されています。

そこで今回は、花粉症やアトピー、アレルギーの原因と解消法についてお話させていただきたいと思います。

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アレルギーに悩んでいる人の意外な”共通点”とは?

実は、栄養学的アプローチを中心に科系疾患の治療をする辻堂クリニックの溝口徹先生の著書『アレルギーは”砂糖”をやめればよくなる!』にて、アレルギー疾患に悩まされている人の共通点として『砂糖を多く摂取している』ということがあるようです。

溝口先生は、日々の治療にあたっている中で、アレルギー症状に悩む人たちに、『甘いもの好き』という共通点に気付いたそうです。

砂糖がたくさん含まれている、ケーキやチョコレート、クッキーをはじめ清涼飲料水などを好む方はアレルギー体質になってしまいます。

しかし、”砂糖”は甘いものだけに含まれているわけではありません。

実は、お米や麺、パンなどは炭水化物で糖質という面では甘いものと同じ扱いになるのです。

つまり、アレルギー体質=糖質の過剰摂取という可能性があるのです。

日本人の主食はお米ですが、パンや麺好きな人も多く最近花粉症やアトピーをはじめとするアレルギー患者の割合が増えているのは大きな社会問題になりつつあります。

糖質といっても、『ブドウ糖』『果糖』『液糖』といくつも種類があるので、日ごろ食べている食品の表示を見れば、いかに普段から糖質を摂取しているのかが分かります。

では、なぜ糖質を過剰に摂取しているとアレルギー体質になってしまうのでしょうか?

甘いものRita.Yang

 

なぜ糖質の過剰摂取でアレルギー体質になるのか?

糖質を摂取すると血糖値が上がります。

しかも、摂取したものが甘いものや炭水化物であればなおさら血糖値が急激に上がります。

アレルギー体質になってしまう問題はここにあり、体は急上昇した血糖値を下げるために、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されるのですが、ある一定以上まで血糖値が下がると今度は血糖値を上げるためにホルモンが大量に分泌されます。

その代表がコルチゾールやアドレナリンで、これらは、副腎から分泌されます。

実は、コルチゾールはいわゆるステロイド外用薬と同等の成分で、体には元々アレルギーに対抗するためのホルモンが装備されています

しかし、日常的に糖質を過剰に摂取してしまうと、急激に上がったのちに乱高下した血糖値を上げるために使われてしまい、本来使われるはずのアレルギーの対策として使う量が激減し、その結果アレルギーになったり、元々アレルギーの人は症状が悪化したりしてしまいます。

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糖質はアレルギーの元?jordia.sintes

 

なぜ糖質制限すればアレルギーが改善するのか?

砂糖(糖質)を摂取すると血糖値が乱れてしまうことはお分かりいただけたと思います。

実は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の大きな原因が糖質の過剰摂取であることは有名な話ですが、すきっ腹に甘いものや炭水化物を摂取するような食生活を長年続けていると、食事をしたときの血糖値が乱れてやすくなってしまい、インスリンとインスリン拮抗ホルモンであるコルチゾールやアドレナリンが多量に分泌されてしまい、その結果、糖尿病になってしまいます。

糖質の摂取を控える”糖質制限”や血糖値を上げないように食事を工夫したりする場合は、比較的血糖値が安定するため、インスリンやコルチゾール、アドレナリンの大量分泌が必要無くなるため、すい臓や副腎に過度なストレスが加わらなくなり、体がアレルギー反応を示しているような本当に必要なときに分泌されるようになります。

また、糖質制限を行うと自律神経の乱れが改善し、冷えや便秘、体の倦怠感、肩こりのような症状が改善すると言われています。

糖質制限でアレルギーを改善

 

糖質の過剰摂取が”糖化”を引き起こす!?

糖化”という言葉は耳にしたことがありますか?

実は、この”糖化”は糖質の摂取がもたらすもっとも深刻な問題のひとつと言われています。糖は、人間の体の中に入るとタンパク質や脂肪と結合する”くっつく性質”を持っています。通常、結合する場合には酵素やホルモンが介在するのですが、この”糖化”と呼ばれる結合はそれらを介在することなしに起こります。

また、血液内の糖質の濃度が高ければ高いほど、糖化しやすくなるとされています。

糖化は、あらゆる物質に起こり、その物質がもともと持っていた性質や機能を失わせてしまいます。

例)

〇酸素を運搬するヘモグロビンに糖が結合したヘモグロビンA1cは、ヘモグロビンが本来持っている酸素を運搬する機能がなくなる

〇タンパク質であるアルブミンが糖化してしまうと、薬の成分や物質を輸送、貯蔵する機能が働かず、薬の効き目が悪くなる

〇免疫に深く関係するタンパク質であるグロブリンが糖化すると、免疫機能を低下させてしまい、アレルギー症状を悪化させる

〇たんぱく質の30%を占めるコラーゲンが糖化すると、皮膚が弾力を失ったり、血管が老化してしまう

上記をご覧いただくと、日常的に糖質を摂取していることが、いかに健康に悪影響をもたらしているかお分かりいただけたと思います。

糖質は、アレルギー症状だけでなく、ダイエットや美容、老化などにも糖質は深く関わっているのです。

溝口先生のクリニックでは、糖質制限をしてアレルギー症状が軽減した患者さんがたくさんいるようで、病院に行く前に自分の食生活を見直すことが大切だといえるのではないでしょうか?

『砂糖は脳のエネルギー』という言葉を何回も聞いたことがありますが、健康への影響を考えると、これからは必要以上の糖質の摂取は控える方が賢明かもしれませんね。

今回は、花粉症やアトピー、アレルギーの原因と解消法についてお話させていただきました。

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