簡単にできるアトピー性皮膚炎の解消方法とポイントは?

前回は、『花粉症やアトピー、アレルギーの原因と解消法について』お話させていただきました。

糖分を摂取することでアレルギー体質になってしまったり、症状を悪化させていることがお分かりいただけたと思います。

今回は、アトピー性皮膚炎を治して痒みから解放された人生を歩むために、必要なことやポイントをご紹介していきますので、自分や子どもがアトピー性皮膚炎で悩んでいる場合はぜひ参考にしてくださいね。

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アトピーを治すには運動で汗をかくことが大切

アトピーの人で汗をかくと痒みが増すという方は少なくありません。

ハニフィンとライカの診断基準に『汗をかくとかゆくなる』という項目があるくらいですから、汗をかくと症状が悪化すると考えている方が大半ではないでしょうか?

実際は、発汗とかゆみの原因やメカニズムはまだ解明されていない部分も多いですが、一般的には汗に含まれる塩分の刺激、汗をかくときに放出されるアセチルコリンという神経伝達物質や毛細血管の拡張によるヒスタミンの放散など様々な説があります。

しかし、最近の研究で汗をかかないほうが、反対にアトピーを悪化させる可能性が高いことが指摘されています。

アトピーの人は汗腺の機能が低下しているために汗をかかない人が多く、以下のようなメリットを受けられないからだと考えられます。

汗をかく3つのメリット

皮膚の水分量保持…汗をかくと角質層に水分が供給され、尿素や乳酸などの天然保湿因子によってスキンバリア機能が高まり、肌が潤う

抗菌成分を皮膚に供給…汗には免疫グロブリンや抗菌ペプチドが含まれており、最近から肌を守ってくれる

皮膚温度の調整…気化熱の放出で体温や皮膚温度を下げる

ここで気になるのは、『汗腺の機能を取り戻すことができるのか?』ということなのですが、実は運動をして汗をかくことで少しづつ汗腺の機能を回復させることができます。

そこで、おススメの運動がウォーキングです。

ウォーキングは、急激に汗をかかないので痒みが一気に襲ってこないこととマイペースで運動量や運動時間を調節でき、そのほかにもいくつもメリットがあります。

ウォーキングで得られるメリット

〇血圧が下がり、冠動脈疾患のリスクが下がる
〇体脂肪が減少する
〇空いた小一時間に適度な運動ができる
〇ストレスが解消できる
〇気分転換になる
〇適度なウォーキングは痒みを減らす
〇肌が潤うので肌のつっぱりが減る

ぜひ、少しづつウォーキングをして汗をかくことに慣れていきましょう。

ウォーキング2

 

規則正しい睡眠リズムが皮膚を治す

傷ついた皮膚が睡眠中に修復されているかご存じでしょうか?

実際、仕事やプライベートで忙しく十分に睡眠がとれていなかったり、睡眠リズムが崩れるとアトピー症状が悪化することがあります。

皮膚の再生を促す成長ホルモンは最初のノンレム睡眠(深い眠り)の入眠から90分間に集中して分泌されます。

この時間に大脳は休息状態に入り、細胞の新陳代謝が高まるため、ノンレム睡眠は自然治癒力アップと直結しています。

アトピー症状が夜に出る場合は、なかなか寝付けない人もいるかと思います。

その場合、本を読んだりスマートフォンやPCを見ていると覚醒してしまい、不眠状態を招きかねませんので、ノンレム睡眠を待つようにしましょう。

また、上記以外にも規則正しい睡眠のリズムを作るコツがいくつかあります。

睡眠リズムを作るコツ

①就寝・起床時刻を毎日統一する

②毎朝太陽の光を浴びて体内時計をリセットする

③適度な運動を習慣にして体を適度に疲労させる

④睡眠前にスマートフォンやPCを見ない

などで毎日十分睡眠をとれるように心がけましょう。

睡眠でアトピーを治しましょう

 

良質なタンパク質をたくさんとる

『肉や魚、大豆』などからとれるタンパク質は、皮膚の組織を修復・再生する栄養素です。

アトピーで落屑が多くなったり、かさぶたの形成、浸出液の漏出などにより、体内のタンパク質が減少傾向にあります。

そのため、アトピーで悩んでいる人は普段から積極的に牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、魚肉、牛乳、ヨーグルト、豆腐、納豆、チーズなど良質なタンパク質をとるようにしましょう。

また、野菜や海藻類に含まれる食物繊維が腸内環境を整え。アトピーが改善するという報告もありますし、繊維質を多く含む食品も積極的に食べるようにしましょう。

反対に、以前書いたように砂糖をふんだんに含まれるお菓子や炭水化物を食べすぎるとアトピー症状が悪化するので注意しましょう。

【医学博士が推薦する新アトピー改善法】でアトピー地獄から解放された方々のビフォア-アフターはこちら

 

油はαーリノレン酸を使う

アトピーの食事療法の中でも有効な手法の一つに、油(脂質)を変える方法があります。

脂質の種類は大きく分けると3種類

〇動物性脂肪…バターやラードに含まれる

〇植物性脂肪…植物を減量とする

〇EPA/DHA…魚の脂肪として有名

さらに、植物性脂肪は、オリーブオイルやキャノーラ油などのオレイン酸系(オメガ9系)、コーン油や紅花油など一般的な植物油のリノール酸系(オメガ6系)、そして、あまに油やしそ油などのαーリノレン酸系(オメガ3系)の3つに分かれます。

実は、最近リノール酸の過剰摂取がアトピーの症状悪化原因の一つとされています

リノール酸系の油を摂り過ぎると、炎症反応を引き起こすプロスタグランジンという物質が大量に産生されてしまいます。

また、最近ではショートニングやファストスプレッド、マーガリンなどに使用されるトランス脂肪酸が体に有害でアメリカでは実質規制されるという事態に陥っています

αーリノレン酸を積極的に摂取することで、生活習慣病の予防になるとともに、炎症物質のプロスタグランジンの生成を抑えるため、αーリノレン酸を積極的に摂取することでアトピー症状である皮膚の乾燥や湿疹が大幅に改善する可能性があります。

ただし、高温調理に向いていないので、揚げ物や炒め物には他の油よりもリノール酸の少ないオリーブオイルを使うことをお勧めします。



いかがだったでしょうか?

今回は、【簡単にできるアトピー性皮膚炎の解消方法とポイント】について詳しくご説明させていただきました。

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