前回は、【更年期障害とは?】というテーマで、女性ホルモンがなぜ人の体に重要なのかをご説明しました。

今回は、更年期障害の主な症状についてお話したいと思います。

更年期障害では、エストロゲンが減少してしまうために、自律神経を乱すために身体の調子が崩れてしまいます。

基本的には、”不定愁訴”と呼ばれる症状をはじめ様々です。




具体的によく起こる症状としては、

頭痛

➡更年期に起こる頭痛は、脳血管の血管壁の痙攣や収縮によって起こるともいう説があります。

これは、女性ホルモンであるエストロゲン減少による体内環境の変化ということが一番の原因と思われます。

 

肩こり

➡女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、全身に倦怠感を感じます。

そうすると、猫背になりがちになり、猫背になることにより肩こりが増悪する傾向があります。

 

腰痛

➡女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、基礎代謝が低下してしまい、肥満傾向になるだけでなく筋力も低下します。

腹部が前方に出たり、体幹の筋力が低下すると腰椎が前弯します。

腰椎が前弯すると、腰部に負荷がかかりますので腰痛になる可能性が高くなります。

 

倦怠感

➡この”倦怠感”というのは、体だけではなく精神も含んでいます。

何もする気が起きない

疲れてだるい

というのは、更年期障害特有の症状と言えるでしょう。

45歳~55歳で、上記のような症状が出たら、更年期障害の可能性が高いので一度病院で診察を受けましょう。

 

ほてり・発汗

➡”ほてり・発汗”は、更年期障害特有の症状の一つで『ホットフラッシュ』と呼ばれます。

自律神経の調節ができず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなること、また交感神経が過剰に働くことにより、アドレナリンやノルアドレナリンがα受容体やβ受容体に作用することで運動時のような興奮状態になってしまうことです。

 

不眠

➡通常、夜間ではリラックスするために副交感神経が優位に働きますが、女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、自律神経が乱れ、夜間に交感神経が優位になってしまうため睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなるといったことが起こります。

 

イライラ

➡女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、生理前と同様のイライラを感じることがあります。

イライラ自体が、生理前のときと比較し長期になることから厄介な症状の一つと言えるでしょう。

 

動機・息切れ

➡更年期には、激しい運動をしたり、興奮したわけでもないのに、急に心臓がドキドキしたり、呼吸苦を感じることがあります。

これも、実は更年期症状の一つで、女性ホルモンであるエストロゲン減少による自律神経の乱れ、交感神経優位による影響です。

 

うつ状態

➡『何を見ても感動しなくなる』、『理由がないのにふさぎ込んでしまう』というのは、うつ状態などの精神疾患の可能性があります。

ただし、更年期障害の影響で無い場合もありますので、専門医に診てもらいましょう。

 

めまい

➡めまいは、臨床現場では起立性低血圧と呼ばれたりしますが、更年期に起こるめまいは、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することにより自律神経が乱れ血管の収縮や拡張のコントロール不良になってしまい、脳の血液量が低下してしまうことが原因とされます。

 

更年期では、自分が現在どのような症状が体に現れているのかを把握することが大切です。

 

更年期症状評価を使って、一度チェックしてみましょう▼

症状 症状の程度
1 顔がほてる
2 上半身がほてる
3 のぼせる
4 汗をかきやすい
5 夜なかなか寝付かれない
6 夜中に眼をさましやすい
7 興奮しやすくイライラする
8 いつも不安感がある
9 神経質である
10 くよくよし、憂うつな事が多い
11 疲れやすい
12 眼が疲れる
13 物事が覚えにくかったり物忘れが多い
14 胸がどきどきする
15 胸がしめつけられる
16 頭が重い、痛い
17 肩や首がこる
18 背中や腰が痛む
19 手足の関節が痛い
20 腰や手足が冷える
21 手足(指)がしびれる
22 最近、音に敏感である

出典:日本産婦人科学会 日本人女性の更年期症状評価表

 


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