レーシックは安全な手術?『失敗と原因について』

近年、視力を回復させるレーシック手術を受ける人が急増しています。

視力は、一度低下してしまうと二度と回復しないと言われていました。

そのため、近視になってしまうと眼鏡をかけたり、コンタクトレンズを使用するしかありません。

最近では、レーシック手術をしているクリニックや病院も増え、またレーシック手術により視力が回復した人が増えたため、レーシック手術を希望する人が増えています。

ただ、レーシック手術を受け失敗したり、後遺症に悩まされている人がいるのも事実で、レーシック手術を受けてよいものか悩みます。

そこで、今回は『レーシック手術が本当に安全か?』そして、『レーシック手術での失敗とその原因』についてお話していきたいと思います。

レーシック手術はいつから始まったのか?

そもそもレーシック手術はいつから日本で普及し始めたのでしょうか?

調べてみた結果、どうやらレーシック手術の先駆けとされる屈折矯正手術(RK方式)は、1939年に佐藤教授(順天堂大学)により行われ、一時は成功したかと言われましたが10年後に角膜が白濁し、結果的に失敗してしまったという歴史があります。

実に、約80年前から日本で研究されていたとは驚きです。

ちなみに術式の歴史としては▼

1939年:RK方式(角膜の両面に放射状に切開して屈折率を変える)

1988年:PRK方式(角膜の表面にレーザーを照射して屈折率を変える)

1995年:LASIK(フラップをめくり、レーザーで角膜を削り屈折率を変える)

その後、日本以外の国で様々な研究が行われ、2000年に厚生労働省がエキシマレーザーの使用を許可したため、日本国内でレーシック手術が流行しました。

 

レーシック手術は安全なのか?

そもそも、レーシック手術は丁寧にする手術ではありますが、難しい手術ではないと言われています。

一時、銀座眼科で手術を受けた患者が集団感染した事件で患者側は集団訴訟を起こし、レーシック手術は危険という認識が世に広まりました。

しかし、集団感染した原因が”衛生管理”であったことが判明しました。

その理由ですが、通常フラップを作るマイクロケラトームは感染対策で高温高圧の減菌機「オートクレーブ」で減菌しなければいけません。

しかし、オートクレーブによる減菌作業は15分~20分もかかってしまい、その間はマイクロケラトームが使用できないため、元院長が従業員にオゾン水だけで洗浄するように手順を変えさせた結果、集団感染を起こしてしまいました。

ただ、これはあくまで一部の悪質なクリニック例で、すべてのクリニックが同様ではありませんし、現在では目に触れる部分のパーツはすべて使い捨てになっていますので、感染のリスクは限りなく少ないと言えます。

 

レーシック手術のメリットとデメリットは?

次にレーシック手術のメリットとデメリットについてお話します。

まず、レーシック手術のメリットについてご紹介します。

①眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさから解放される

②視力が回復する(人によって限度あり)

やはり、一番のメリットは『今まで欠かすことができなかった眼鏡やコンタクトレンズから解放される』ということです。

特に、ずっと眼鏡をかけている人は眼鏡キャラクターという印象を与えているので、眼鏡から解放されることで別人のような印象になりたいと思っている人も多いはずです。

また、一度失った視力が回復するというのは、視力が低下している人にとっては大変嬉しいことだといえます。

では、次にレーシック手術デメリットについて▼

①夜間に視力が低下することがある

②術後に角膜が変形する

③術後に角膜が混濁することがある

④ドライアイになることがある

⑤視力が徐々に低下することがある

⑥正確な眼圧測定ができなくなることがある

⑦白内障の手術が難しくなることがある

などなど、レーシック手術には大きなメリットがある反面、デメリットも大きいことが特徴といえます。

 

☑レーシック手術は必ず『眼科専門医』に行ってもらいましょう

上記の、レーシック手術のメリット・デメリットを理解した上で、それでもレーシック手術を希望する場合、少しでも安全にレーシック手術を受けたいと思うはずです。

もし、レーシック手術を受けたいと思ったときは、必ず眼科専門医で診察・手術を受けるようにしましょう。

なぜなら、レーシック手術の主流である、エキシマレーザーを使用する医者はある程度経験を積んでいなければならないからで、経験不足でも現場でレーシック手術を行っている医師が問題になっています。

ちなみに、日本眼科学会の”エキシマレーザー屈折矯正手術のガイドライン”では、「術者は眼科専門医であると同時に、角膜の生理や疾患ならびに眼光学に精通していることが術者としての必須条件である」、「本装置の使用に際しては、日本眼科学会の指定する屈折矯正手術講習会、および製造業者が実施する設置時講習会の両者を受講することが必要である」と記載されています。

眼科専門医とは、日本眼科学会、日本眼科医会の会員で、なおかつ眼科手術を含んだ5~6年以上の臨床研修を修了し、専門医の認定を受けた医師のことを指します。

そのため、『視力を2.0にします』『レーシック手術例5000例』などと謳っているだけでは信用できないということになります。

レーシック手術は、画期的である反面、良い方にも悪い方にも人生を変えてしまう可能性があります。

一度削った角膜は再生しませんし、白内障の手術や緑内障の診断にも支障をきたすことがあることをしっかりと理解し、レーシック手術をするかどうか判断してくださいね。

今回は、『レーシックは安全な手術?失敗と原因について』お話しました。

 

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