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アンチエイジングの味方『成長ホルモン』とは?
- 2015/1/1
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皆さんは、『成長ホルモン』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
実は、アンチエイジングにおいて欠かすことのできない存在、それが『成長ホルモン』です。
初めて、『成長ホルモン』という言葉を聞かれた方は、成長=老化と結び付けてしまい、『成長ホルモン』が悪いイメージのように感じるかもしれませんが、全く反対なのです。
では、一体『成長ホルモン』とはどのようなものなのでしょうか?
成長ホルモンとは、脳下垂体前葉と呼ばれる器官から分泌されるホルモンで、生理作用として成長作用・代謝作用に深く関与するホルモンです。
成長作用…骨の伸長、筋肉の成長を促進させる。
代謝作用…代謝促進作用(炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を促進)
血糖値上昇作用(肝臓でのグリコーゲン分解を促し、抗インスリン作用を持ち、血糖値を一定に保つ)
恒常性の維持(カルシウム濃度を一定に保ち、体内の恒常性を維持する)
体脂肪動員の促進(体内で、エネルギーが不足した場合、脂肪細胞から脂肪を分解してエネルギーとして利用する)
人間が生命活動を維持する上で欠かせないホルモンです。
成長ホルモンは、子供が大人になるために必要なホルモンなのですが、成人して大人になった後も、体にとっては必要不可欠なホルモンです。
しかし、実は加齢とともに減少することが報告されており、代謝上昇や老化防止に効果がある成長ホルモンの減少が老化を助長してしまっているのです。
実際に、ダイエットや老化防止にどのような効果があるのかというと、
①筋肉量を増やすことで基礎代謝を上昇、太りにくく痩せやすい身体作る
②体脂肪やコレステロールを減少させる脂肪分解作用で体に余分な脂肪を溜めこまない
③骨量を増加させることで骨粗鬆症を予防する
④糖を分解してエネルギーを作ることで、糖尿病になりにくい身体を作る
⑤紫外線やストレスでダメージを受けた肌を修復し、肌機能を整える
などなど、特に女性にとっては、どれもありがたい効果ばかりです。
次回は、成長ホルモンの分泌を促進する方法をご紹介します。