アトピー性皮膚炎の脱ステロイドとは?【リバウンド症状と期間】

前回は、アトピー性皮膚炎にステロイド外用薬は有効か?【効果と副作用】についてお話させていただきました。

アトピーのような症状が現れ、皮膚科に行くと『アトピー性皮膚炎だから薬を上手く使って症状を抑えましょう』と言われ、使い始める”ステロイドはアトピー性皮膚炎に有効かどうか”についてお話しています。

今回は、アトピー性皮膚炎の脱ステロイドとは?【リバウンド症状と期間】についてお話させていたこうと思います。

ダイエットの後でリバウンドをしてしまう、というのは耳にしたことがあるかと思います。

実は、アトピー性皮膚炎においてもリバウンドと呼ばれる皮膚炎の悪化が見られることがあります。

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脱ステロイド時に現れるリバウンド症状とは?

長期間に渡ってステロイドを使い続けた人が、突然中止(脱ステロイド)に踏み切ると、次のようなリバウンドと呼ばれる症状が現れることがあります▼

〇中断後1週間前後で赤いやけどのような腫れあがった皮膚になる(ステロイドにより収縮していた血管が大きく開いて炎症が起き、高濃度の酸化窒素が焼けるような感覚を引き起こす。これをレッドスキンシンドロームという

〇全身の至るところが腫れ、皮膚から組織液が浸出する

〇正常な精神状態を保てないほどの激しい痒みが続く

〇体中にチクチクとした痛みや痒みを感じる(血管が治癒する過程の刺激)

〇皮膚炎がステロイドを使っていない部位にまで広がる

〇自律神経が乱れてた体温調節機能が乱れ、冷え性になる

〇疲労、不眠、食欲不振、焦燥感、不安感が強くなる

〇皮膚が極度に乾燥し、落屑が大量に剥がれ落ちる(フレーク現象)

 

このように、ステロイドの長期間の使い続けた後の脱ステロイドには激悪化・急性増悪のような代償が伴います。

想定以上の激しいリバウンド症状に悩まされて、途中で心が折れ、結局元のステロイド漬けの生活に戻る方も少なくありません。

しかし、ステロイドと縁を切ってアトピーを克服するためには、避けて通れない道なのです。

ただし、アトピーの重症度によってはリバウンドを乗り切った後も、本来その人が抱えていたアトピーの症状は残る場合があります。

脱ステロイドの期間中は一時的に激しく悪化しますが、常にひどいリバウンド状態があるわけではなく、増悪と緩和を繰り返す人が多いです。

その波を繰り返しているうちに、増悪の波が小さくそして期間も短くなり、そして徐々に治癒に向かうと言われています。

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脱ステロイドによるリバウンドの期間は?

脱ステロイドに踏み切って、どのくらいで正常な皮膚機能に戻るかについてですが、ある説によると『ステロイドを使用していた期間の10%~30%』と言われています。

つまり、脱ステロイドによるリバウンドの期間は、ステロイドの使用期間に左右されるといえます。

例えば、1年間を通して90日(トータル3ヶ月)ステロイドを使用している期間があったなら、リバウンドの時期は1ヶ月未満が目安になり、1年間ではなく10年間使い続けていたなら、10ヶ月未満が目安になります。

 

脱ステロイドに踏み切ると生活の質が著しく低下する

長期間ステロイドを使用しいた方が脱ステロイドに踏み切るとリバウンド症状が訪れます。

文字通り、リバウンドは今までの症状よりも重く非常にその人のストレスとなってしまいます。

実は、ほとんどの方がリバウンドにより会社や学校を休んだり、場合によっては療養や入院が必要となるケースがあります。

そのため、脱ステロイド時のリバウンド期間中は家族や職場の理解、仲間の助けが必要不可欠になります。

また、自律神経が乱れてしまい不眠になってしまう方が少なくありません。

アトピー性皮膚炎を治すためには、自己免疫力を高く保つ必要があり、そのためには睡眠をしっかりとる必要がありますので、もし眠れない場合は眠剤を処方してもらうのも一つの方法です。

 

脱ステロイドっ器官に備えて用意すべきもの

日常生活の質が著しく低下する脱リバウンドですから、脱リバウンドに構えている方気持ち的にも楽になれます。

その際、用意しておくものを挙げますのでご参考に。

皮膚を保護する外用薬
↳重症アトピーの患者さんが脱リバウンドに踏み切ると、体から浸出液が出てくることがあります。

その際、浸出液が出た皮膚を乾燥させるために外用薬を用いた方が良いと言われています。一見、肌を保護すると聞くと”一般的な外用薬や保湿剤”と考えがちですが、それらは逆に肌の刺激になってしまい、症状を悪化させる場合がありますので、『亜鉛華単軟膏』や『亜鉛華デンプン』などが推奨されています。

保冷剤
↳脱ステロイド時には、ヒスタミンが大量に分泌され、辛い痒みに悩まされます。

その際、痒みが出ている幹部に直接保冷剤を当てることで痒みを軽減させることができますので用意しておきましょう。

抗アレルギー剤
↳脱ステロイド期間中は、激しい痒みが持続する場合があります。

IgEの数値が跳ね上がることも珍しくありませんので、痒みがひどい場合は病院で抗アレルギー剤(タリオン、ジルテック、アタラックス、アレロック、ポララミン)などを処方して使用することをおススメします。

※ただし、薬によっては副作用として眠気や吐き気を催すものもありますので、医師によく相談してから使用するようにしましょう。

心構え
↳脱ステロイド期間中で、最も大切なのが『心構え』です。

たしかに、肌を保護する外用薬や保冷剤、抗アレルギー剤は脱ステロイド期間の強い味方となりますが、心構えほど支えになるものはありません

『今から脱ステロイドで苦しい時期が続くけど、来年にはステロイドから解放された綺麗な肌になって、周りを見返してやる!!』という強い動機付けは非常に心強い味方となるでしょう。

また、現在は新アトピー改善法が注目されていますので、なかなか治らず慢性化しているアトピー性皮膚炎に悩んでいる方はご覧ください。

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今回は、アトピー性皮膚炎の脱ステロイドとは?【リバウンド症状と期間】ついてお話させていただきました。

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