しみとりレーザーで失敗?『レーザーの効果と副作用・デメリット』

昔は、子供ができたら出来るだけ太陽を浴びさせることで健康になるとされていました。

しかし、紫外線である太陽光が『しみ、しわ、そばかす』の原因になっているということが判明してからは、紫外線=美容の敵という認識に変わりつつあります。

ある研究では、”人は18歳までに生涯浴びる紫外線の約半分の量を浴びている”ということが判明したそうです。

女性にとって、『しみ』は特に美容の大敵で、『しみ』を軽減させる化粧品やしみ取り治療の技術などの質はどんどん上がっています。

しかし、しみ取りレーザーでしみを除去できたとしても、思ったような仕上がりにならなかったり、後々、しみが再びできてしまったりといったトラブルが多いのが現状です。

そこで、今回は『しみとりレーザーでの失敗例や実際にしみとりの効果があるのか、しみとりレーザーのリスク』などについてお話していきます。

しみの原因と種類は?

しみとは、メラニン色素が肌に沈着することにより出来る斑点を指します。

しみの原因は、加齢、紫外線、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、遺伝、睡眠不足など様々で、実はしみにはいくつか種類があります。

肝斑
↳一般的な『しみ』とは、肝斑のことで、表皮の中でも一番下の基底層にある色素形成細胞(メラノサイト)によって作られたメラニン色素が皮膚の中に沈着してできます。

老人性色素斑
↳老人性色素斑は、その名の通り加齢による皮膚の変化により形成されると言われています。

しみ取り治療を受ける方の多くの方の悩みの種でもあります。

雀卵斑(そばかす)
↳雀卵斑(そばかす)は、色素形成細胞(メラノサイト)そのものが変性してしまうことにより現れるしみで、紫外線を多く浴びていると増えてしまいます。

脂漏性角化症
↳30代以降の男女に見られ、角質細胞が増殖することにより少し膨らんだしみが出来てしまいます。

これを脂漏性角化症といい、加齢や紫外線が原因とされています。

その他には、花弁状色素斑炎症性色素沈着などがあります。

 

なぜレーザーでしみが無くなるのか?

では、なぜレーザーでしみを除去することが出来るのでしょうか?

レーザーでしみが無くなる仕組みについて触れておきます。

通常の光は、照射される距離が延びれば伸びるほど、エネルギーが低下していきますが、レーザー光線は距離が延びてもエネルギーが低下しにくいという特徴があります。

したがって、レーザーをレンズを使用し一点集中で当てると、非常に強力な光線になります。

しみとりレーザーの場合は、正常な肌は通過し、変質した色素細胞のみに吸収されるという特徴があり、その結果、色素細胞に熱が集中し破壊されます。

その後、破壊された色素細胞はかさぶたになり、剥がれ落ち、綺麗な肌になるという仕組みです。

 

人気のレーザー機器は?

レーザーによりしみが無くなる仕組みについてはご理解いただけたと思います。

では、クリニックや病院ではどういったレーザー機器を使用するのか?

ここでは、人気のレーザー機器3種類をご紹介します。

Qスイッチルビーレーザー
ルビーレーザー

↳皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊するという効果があります。

治療部位が比較的早くかさぶたになり、炎症を抑えた治療が出来るのが特徴です。

 

Qスイッチヤグレーザー

ヤグレーザー

↳通常の肝班以外に炎症性色素沈着などのような炎症にも使用できます。

何度も照射することができ、回数を重ねることにより角質が柔らかくなり明るく透明感のある肌になりという特徴があります。

 

炭酸ガスレーザー

炭酸ガス

↳炭酸ガスレーザーを使用する場合は、組織周辺の血液を瞬間に凝固することができるため、出血することもほとんどなく、しみを取り除くことができます。

また、ほくろや盛り上がりのあるシミ、ニキビなどにも使用できます。

炭酸ガスレーザーは、周囲組織への熱による損傷が比較的少なく、治療部位だけの組織を蒸散させる作用があります。

 

しみとりレーザーの副作用・デメリットとは?  

しみとりレーザー治療をする場合は、医師のカウンセリング・診断のもとそれぞれの症例に対し慎重に治療方法が選択されますが、それでもレーザーの副作用が出てしまう場合があります。

そこで、しみとりレーザーの副作用デメリットについてご紹介します。

しみとりレーザー治療の副作用で最も多いのが”レーザー治療後にしみが濃くなる”現象です。

これは、炎症性色素沈着(PIH)と言われるもので、レーザーを照射した部分のメラニン色素が増殖してしまうことにより肌の色が茶色に変色してしまいます。

といっても、しみとりレーザー治療の良好な経過をたどる場合(しみがほぼ消失する)でも6ヶ月ほど時間はかかるとされています。

もし、消失しなかった場合は、選択したレーザー機器にもよりますが、再照射となる場合が多いようです。

 

次にしみとりレーザー治療を受ける場合のデメリットですが、

①高額な治療費

②レーザー治療後のアフターケア

③ダウンタイム

などが挙げられます。

しみとりレーザー治療にかかる費用は、クリニックにより差があったり、照射面積や照射部位により費用に幅がありますが、数万円~数十万円は見ておく必要があります。

化粧品などと比べると費用は非常に高額なので、大きなデメリットといえます。

次に、しみとりレーザー治療後のアフターケアですが、レーザーを照射した肌は、正常な肌と違いバリア機能が著しく低下し、紫外線に敏感になっています。

そのため、クリニックで処方された外用薬、内服薬を決められたように使用し、また紫外線からしっかり守らなければいけません。

最後に、ダウンタイムについてですが、しみとりレーザー治療もダウンタイムが存在します。

治療後、一定期間は、レーザーを照射した部分に、テープや被覆材を貼らなければならず、周囲の目を気にしてしまう人にはなかなか辛いでしょう。

しかし、ダウンタイムを乗り切り、アフターケアをしっかりとするからこそ”しみを取り除くことができる”ということを覚えておきましょう。

 

炎症性色素沈着(PIH)は時間の経過とともに治る?

しみとりレーザーの副作用として、炎症性色素沈着(PIH)になる可能性があるとご説明しました。

実は、炎症性色素沈着(PIH)は一時的に起こるだけで多くの場合は、時間経過とともに消失するとされています。

その原因の一つとして、レーザーの出力が高いことが挙げられます。

レーザーの出力を下げると炎症性色素沈着(PIH)を予防することができますが、しみが取り除けない場合が多いようです。

炎症性色素沈着(PIH)は、治療後一か月をピークに起こりますが、その後徐々に消失してきます。

レーザー照射した部位のかさぶたが取れた跡の肌の色がピンク色ではなく、赤みが強いほど炎症性色素沈着(PIH)が起きやすいと言われています。

また、6ヶ月も経てば、たいていの炎症性色素沈着は消失しますが、アフターケアを怠ると、難治性の後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)になってしまうこともあるようなので、注意しましょう。

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